お知らせ
ニュース
未来楽考の皆さん、こんばんは。
下記要領で6月例会を開催したいと思います。
コロナの第4波もようやくピークアウトの様子が見えてきました。
インド株、さらに強力なベトナム株など不安要因は消えていませんが、
本日6月1日をもってはなももプラザの利用規定が緩和され、皆さん
全員が参加可能となりましたので、是非開催したいと思います。
会場の都合で第4週が取れませんでしたので、第3土曜日です。ご注意ください。
尚、久しぶりでもあり、なおコロナ感染の危険も残ることから、参加可能な人数も
予測しにくく、したがってプログラムの立案も難しいです。
すみませんが、今回に限り参加可能な方は6月6日(日)までにご連絡をお願いしたいです。
確約をお願いしているわけではありません。現時点での予定で結構です。よろしくお願いいたします。
長谷川
日 時: 6月19日(土)13:30~16:30 (受付 13:15~)
詳細はこちら
■大切なご連絡です。
新規の参加者が増えた一方で継続会員の中にも長期欠席の方が増えてまいりました。これまでこのような方々が再度参加される場合の参加規定が明確になっていませんでしたので、平成27年1月より下記のように明確にしましたので、お気軽に参加いただけると思います。
コーチングは長く続けることが、確実に効果が高まります。しばらくお休みの方も是非お気軽に参加いただきたく、お願い申し上げます。
<新規定>
① 年会費を未納の場合、その年度の1月から自動的に「休会」とします
② 休会中の方が参加される場合は、「その年」の年会費(¥3000)、又は
当日の参加費(¥1000)のいずれかを選んで参加いただくことにします
③ 前項の「年会費」を納入いただいた場合、自動的に当年度から、会員に復帰できます
④ 休会中の方は会員の特典は適用されないこととします
※「今月の例会の感想」
5月の例会は中止のため感想の掲載はおやすみです。
未来楽考 ワンポイント!
「弟に学ぶコーチング」(21.06.04更新)
先日、弟がなくなりました。2016年秋に肺がんと診断され、迷う間もなくすぐに手術を受け、以後4年余り入退院を繰り返しましたが、今年に入って治療法も尽きて、4月中旬痛み止めのための緩和ケア病棟に入院となりました。それから約1か月、ほぼ医師の診断通りに症状が進行し、5月20日に亡くなりました。最後は兄姉等親族に囲まれる中で静かに穏やかに息を引き取ったのが慰めでした。
コロナの影響もあり昨年からは一切見舞いにもゆけなくなりましたが、毎月の検査の結果は弟から電話報告を受けていました。その時、多くの看護師にかかる話が度々ありました。久しぶりに病院に行ったら看護師がわざわざ玄関に迎に出てくれた、配転になった看護師が見舞いに来てくれた、病院帰りに家まで立ち寄ってくれた、果ては看護師数名とドライブに行ってきた、などなど。一人二人ならば個人的に親しくなることはあり得ることですが、本人も言っていたように「病院中で有名人になってるみたい」に多くの看護師に好意的に迎えられているという、その原因が何なのか気になっていました。そしてそのことが故人の闘病生活の中で大きな力になっていることが見て取れたので、一層関心が高まっていました。最後に図らずも彼が亡くなる現場に立ち会うことによりその謎が解けました。
なくなる当日の朝、いつもの診療や処置が始まりましたが、その人数が多いので不思議に思っていましたが、中に担当外や別病棟の看護師も相当混ざっているようでした。責任者らしき看護師が「すみませんね、騒がしくて。長谷川さんは人気者だから」と詫びを入れるほどでした。正午頃息を引き取ってから病院を退出するまでの2時間ほどの間も、次から次と多くの看護師がおとずれ、故人の周囲から看護師の姿が途切れることはありませんでした。
生前から気持ちの良い男で自慢の弟でもありましたが、そんなに女性にモテたと言う話は聞いたことがありません。当人も生前「なぜだか俺にもわからん」と言っていました。
しかし、一人の看護師が漏らした一言が全ての疑問を解いてくれました。「長谷川さんは、一度も不平不満を言ったことがないんですよ。いつもきちんと話を聞いてくれて、必ず返事してくれるんです。痛い事、苦しい事、不行き届きなところがあったはずなのに、一言も言わないから、看護師の間では話題の人なんですよ。模範的患者さんだから」。
相手の話を聞く、認める、否定しない、これらはコーチングの基本中の基本です。看護師の皆さんはその仕事柄、患者さんとのコミュニケーションの在り方に関心が高かったのでしょう。従って技術の上手下手に関係なく、原則が守られているだけで大きな共感を得たのだろうと思います。
自慢話のようで恐縮ですが、コーチングスキルの大切さを再認識させられる体験でした。